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流れていく日常という怪物

沙羅.

沙羅.

うすぼんやりとした帳の中で

耳障りな機械音が鳴る




手を伸ばしたのは夫

むくりと、その上体を起こして私の上を超えて階下へと行く


灯りを灯したらしい音が聞こえたが

私の頭は、昨夜の薬で まだ深い泥の中



黒猫が

ちょぃちょぃと頬を叩きにきて

「うなぉん・・・・」


朝食の催促をする




そうだね・・ゴハンだね・・・・・




6匹それぞれのお茶碗に

朝餉を分けてまわるけれども

脚がこんなにガタついてるんじゃ思うようにはいかないよ

ごめんよ、ごめんね




重い脚をひきずって階下にゆく




階下では笑顔を作り、その短い尾を千切れんばかりに降って

同様に朝餉の催促をする犬たち。。




食べ終えるのを横目で見ながら

私は蛇口をあけて朝の薬を飲むための水を汲む




今、飲み越したのは

朝の薬なのか

それとも、昨日の私の残骸なのかはわからないけれど





とりあえず・・・・・・


流れていく日常が始まる



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Comments 2

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No title

なんだか小説を読んでいるような・・・
それだけ現実感のない生活になっちゃってるって事かぁ
大変そう、無理しないでお大事に!

さら.
No title

>かぉちゃま~・・いゃいゃ。。ご心配おかけしちゃって(^-^;
お祓いに行ったり、履けなくなったジーンズを買い直しに一緒に行ったり
田舎家にも行って畑の始末と春への準備してきましたよ
前ほどのワクワク感は正直まだ湧かないけどね(-_-;)

お薬飲みながら少しずつナメクジ並みの歩みはしておりますww